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教育情報<3月>中学生まで、あと1年。集中力を鍛えるのは今!(対象:小学6年生)

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教育情報 中学生まで、あと1年。集中力を鍛えるのは今!(対象:小学6年生)

中学生になると学習内容も生活も、小学校とは大きく変わります。

そこで必要になってくるのが「集中力」です。

中学進学を見据え、今のうちから集中力を養っていくためにはどうすればよいか、考えてみましょう。



中学生は大忙し!「集中力」の有無が大きな違いに

小学校最後の年、6年生の1年間は、小学校の総まとめの1年間であると同時に、中学への準備の1年間でもあります。

この1年間でお子さまにぜひ身につけていただきたい力が「集中力」です。

中学生になると、学習量が増し、難易度も上がります。英語の学習も本格的に始まります。その一方で、多くのお子さまが部活動にも参加します。放課後の練習はもちろん、大きな大会が近づけば、始業前の練習、いわゆる「朝練」や、土日の練習も行われるでしょう。

中学生は本当に、大忙しなのです。

しかも、中学での学習は、高校受験はもちろん、大学受験にもつながっていく大切な基礎作りです。中学で学んだことをしっかり理解し、定着させられるかが将来の進路選択にも大きく関わってきます。

やらなければいけないことは山ほどあるのに、時間が全然足りない......。これが中学での生活だと言っても過言ではありません。

だからこそ、限られた時間でしっかりと成果を上げることができる「集中力」が必要になってくるのです。


中学生は忙しい!小学生と中学生の生活時間の違い





「集中力」とは、単に「集中」する力にあらず

ひとことで「集中力」といいますが、「集中力」という単独の能力があるわけではありません。さまざまな力の集合体が、「集中力」となって現れるのです。ですから、集中力を鍛えるためには、集中力を支えるこれらの力を磨いていく必要があります。「もっと集中しなさい!」というだけではだめなのです。



2つの「集中力」

「集中力」というと、たとえば「長時間、飽きずに勉強し続けることができる力」と考えがちです。

しかしその一方で、「短時間に集中し、ものごとを成し遂げる力」も集中力なのです。

学習の成果をあげるためには、この2つの集中力を場面に応じて使い分けることが大切です。



集中力を支える力

根気
困難なことでも、途中で簡単にあきらめずに続けていく力。集中力を高めるための大切な要素の1つ。
好奇心
特に学習においては、「どうして?」「どうすれば?」といった好奇心を持っていることが、学習内容への興味や意欲を持続させることにつながる。
自己肯定感
がんばった自分を自分で褒めることも必要。「がんばったってどうせ......」という気持ちからは、集中力は生まれない。
体力
「疲労」も集中力を阻害する大きな要因の1つ。きちんと机に向かい続けるためにも、体力が必要。
目的意識
明確な目的を持っていなければ、途中で飽きてしまうのは当然のこと。何のために勉強するのか、自分で納得できる目的意識を持つことが必要。
飽きっぽさ
惰性で機械的に取り組み続けるのは、集中力が続いているようで、実は何の成果もあげていない。飽きてしまうから一気に仕上げようという気持ちも集中力の源泉となる。


集中力を支える力





「根気」は、日常生活の中で鍛えることができます

根気を養うトレーニングを

上の項目でで、集中力を支える力の1つとして「根気」をあげました。「根気」が集中力の大きな部分を占めているのは間違いないでしょう。

でも、「がんばる」だけでは根気は養われません。日頃の生活の場面、あるいは何気ない遊びを通して、お子さまの根気が養われていくのです。

「うちの子は根気がなくて......」と嘆く前に、こんな取り組みをされてみてはいかがでしょうか。


ミッション・クリアの達成感を味わわせる


自分で計画を立て、それを成し遂げたときの達成感を味わわせます。計画表を貼っておき、クリアした部分を塗りつぶしていくなどしてモチベーションを維持する工夫も。そして計画通りに進められたか、常に振り返ることも必要です。

「受動的な楽しみ」よりも、「自分から取り組む楽しみ」を体験させる


テレビやゲームは、あらかじめおもしろさが用意されている「受動的な楽しみ」ですが、何もしなくても楽しみを提供してくれるものであれば、ほとんど根気を必要としません。それよりも、相手のねらいや手の内を真剣に読まなければならないトランプ、オセロ、将棋などのほうが根気を養います。

成功しても失敗してもそこで得たものを次の形にしていく


チャレンジし、その結果が成功でも失敗でも、何かを得ているはずです。その中から次へのチャレンジが生まれてきます。

好きなことに熱中する体験も


たとえ勉強以外のことでも、「熱中」し、達成感を味わう体験は貴重。プラモデルを作ったり、料理に挑戦したりするなど、成果が見える体験は他人から認められる機会にもなり、自信を持つことにつながります。


根気を養うトレーニング





集中力は、「安心感」から生まれる

集中できる環境を整えよう

環境が整っていない中では、集中力が低下してしまいがちです。まずはお子さまが集中できる環境づくりから始めてみましょう。

ただし、お子さまを集中させようと、子ども部屋に「隔離」するのは逆効果。見られているという緊張感がないと、ついついだれてしまいやすいもの。また、かえって別室の家族が気になってしまうという場合もあります。

実際、小学生のうちはリビング・スタディ(居間のリビングテーブルなどで勉強すること)のほうが学習に集中できるとも言われています。

中学生になってからも、家族を感じながら、安心して勉強に集中できるようにしてあげることが大切です。


集中できる環境を整えよう



お子さまの集中力を引き出す、家庭の力

お子さま自身が一度決めた計画に、途中からあれこれ口をはさむのは、お子さまの考えを否定することにもつながり、「どうせやったって...」と、意欲が下がってしまいます。「まだ予定の勉強が終わらないの? 集中力が足りないんじゃない!?」などと必要以上に急かすのも、せっかくのがんばりを否定することに。ときにじれったく感じることもあるかもしれませんが、見守ってあげることも大切です。計画したことを達成できたときには、ほめてあげましょう。


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