外国(翻訳)の絵本を読むときに注意すること

外国(翻訳)の絵本を読むときに注意すること

外国語を翻訳した絵本も言葉の分かりやすさという点でいえば、
一部、注意が必要です。
翻訳までされて、他の国で出版されているのですから、
外国の絵本は、本来、芸術的に優れたものが多いのだと思います。
ただ、もともとの文章は外国語ですので、
絵本の言葉が、翻訳した日本語であるというのがネックです。
つまり、翻訳後の日本語も子供向けで分かりやすい、
もともと出版された国と変わらぬ高評価を受けられるだけの
言葉(文章)で綴られているとは限らないのです。
ペネロペや、うさこちゃんのシリーズなど、外国の絵本にも、
幼児に分かりやすい日本語が使われている絵本は、
たくさんあります。
※シリーズ絵本は、だいたい大丈夫です。
日本でもシリーズで次々に出版されているということは、ある意味、
日本語の絵本としても高評価を受けているしるしだからです。
ただ、外国の翻訳絵本を全体的にみると、やはり、
日本語が複雑で、幼児には分かりにくい言い回しの文章のものも多いです。
まだ言葉が少ない子供に翻訳絵本をたくさん読み聞かせる場合には、
このことを、頭の隅っこにおいて置いてくださいね。
* * * * *
とにかく、まだ言葉が少ない子供の場合、
1つの絵に、1辺の端的な文がぴったりとマッチングされ
まるで額縁に収まるように、きちんとはめられていることが、
効率よく言語獲得していく、という観点では理想の絵本だと
私は思います。
(次ページ)
子供に絵本を読み聞かせるコツ / 知らない言葉は絵を指差して読む >>
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