実際の絵本で文の長さ(文節数)を見てみよう
実際の絵本で文の長さ(文節数)を見てみよう
実際の絵本で、文の長さ(文節数)の例をお見せします。
(こどものとも0・1・2シリーズ:「くまさん おっき」より)
左の絵(ページ)の文は、
「くまさん|(ぽーんぽーん)」=2(又は1)文節です。
右の絵(ページ)の文は、
「しろくまくん|いない(いない)」=2文節 程度です。
1ページの平均的な文の長さがこの程度なら、
1歳前後の子供にも理解でき、楽しめるし、
言葉もどんどん吸収していけると思います。
* * * * * * * *
(ノンタン シリーズ:「じどうしゃ ぶっぶー」より)
このページの文は、
「ノンタンの|じどうしゃ|あかい|(じどうしゃ。)|(ぶっぶー。)」
ですので、3~5文節程度の文です。
上の、年齢×年齢の目安でいくと、
1歳代後半~2歳前後くらいの子供用ということになります。
私が実際に絵本を読んだ感じでも、
大体、その頃の子供にちょうど良いのではないかと思います。
* * * * * * * *
(こどものとも年少版シリーズ:「ブルくんとかなちゃん」より)
「(ウオーウ ガオーウ・・)|ブルくんは|ピアノに|あわせて|
|うたいました。|
でも|かなちゃんは|(ブルくんの)|おおきな|くちを|みると」
上のページの文で、9~10文節ていどです。
これは、「年少版」という名前の、福音館のこどものともシリーズです。
3×3=9で、3歳児前後の子供に無理なく読めるのは
9文節ていど~ですから、
やはり年少(3歳児)ていどの子供にちょうどいい文体になっています。
(次ページ)→
絵本選びのポイント(2)絵と文(言葉)がマッチしている絵本とは >>
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